スタッフミーティングの議事録を、AIで作る

01 ai×歯科実践

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議事録に、1時間かけていた

以前の私は、というより多くの企業では、ミーティングのあとに一人のスタッフが1時間近くかけて議事録をまとめていました。メモを見直し、要点を整理し、文章にして、関係者に共有する。この作業が、会議そのものと同じくらいの時間を奪っていた。

しかも、その議事録が、どれだけ活用されていたでしょうか。

正直に言えば、私はサラリーマン時代、会議が苦手でした。これほど生産性の低いものはない、と感じていたほどです。議事録も多くの場合、「要点に目を通すもの」その程度の使われ方しかされていなかったのではないでしょうか。会議そのものをどう変えるかは別の記事に譲るとして、ここでは「記録の作り方」だけをお伝えします。

02
今の私のやり方は、録音するだけ

今の私のやり方は、こうです。

アプリを使って、会議を録音する。

以上です。

「え、それだけ?」と思われたかもしれません。本当に、これだけなんです。

私が使っているのは、NOTTA(ノッタ)というアプリです。NOTTAは、音声の録音、リアルタイムの文字起こし、そしてAIによる要約までを一つで行えるアプリとして知られています。日本語の精度にも定評があり、利用者も多い。会議の音声を録音するだけで、同時に文字起こしと要約をしてくれます。

(※機能や料金は変化の速い領域です。導入前に、最新の仕様を公式サイトで確認することをおすすめします。録音・文字起こし・要約ができるアプリはほかにも数多くありますが、私の知る範囲では、NOTTAの評判が高いという印象です。)

あとは、自動で要約された文章のリンクを共有するだけ。これで終わりです。

もっと議事録の様式にこだわりたい場合は、ChatGPTやClaude、Geminiといった対話型のAIに、文字起こしを渡して整えてもらうこともできます。

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情報は、言葉である

ここには、私の根っこにある考え方があります。

KEY INSIGHT

情報は、言葉です。そして言葉の取り扱いは、AIが最も得意とするところです。

前の記事にも書きましたが、私はタイピングをやめました。音声入力に切り替えています。会議の記録も、同じです。音声で残し、文字に変換し、ストックする。この一連を、AIに自動でやってもらう。

人がやるべきことは、アクションの判断と実行です。それ以外の、書き起こしや要約といった作業は、AIに任せたほうが、正確で、速い。

私の仕事は、情報を届ける仕事です。だからできる限り多くの情報を音声で残し、文字に変換してストックしています。その結果、2025年と2026年とで、アウトプットできる量は4倍ほどに増えたと感じています。

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議事録が機能すると、現場が変わる

この方法で会議と議事録を運用できるようになると、現場に変化が起きます。

一つ目。発言が、具体的になります。

記録が残ると分かると、人の発言は変わります。「こう思う」「ああ思う」ではなく、「何を、いつまでに、やる」。話し合うための話し合いではなく、行動を変えるための発言が増えていきます。

二つ目。スタッフの納得感が、変わります。

議事録を共有することで、自分の意見がちゃんと記録されている、決まったことが明確になっている。その安心感が生まれます。

三つ目。次の会議の準備が、楽になります。

前回の議事録を読めば、決定事項とアクションの進捗確認から始められます。毎回「前回、何を話したっけ」から始まる会議が、なくなります。私の中では、そこから始まるものは、もう会議ではありません。

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まずは、議事録から

まずは、議事録から。されど、議事録です。AIの効果を、最も手軽に、最も確実に体感できる場所が、ここだと考えています。

人がやるべきことは、アクションの判断と実行。記録は、AIに任せていい。


財津 昇
歯科医院の経営を、一歩先へ。
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