ガミースマイルと逆ガミースマイルの
包括的アプローチ(オンライン)
(東京SJCD理事/医療法人社団幸友会 理事長/中野デンタルクリニック 院長)
はじめに
THE DENTIST+は、東京SJCD理事・松尾 幸一によるオンライン講義「総論編|ガミースマイルの診断と治療戦略」を開催いたします。本講義は、“歯科で治す”という理念のもと、ガミースマイルを三次元で分析し、矯正・外科・補綴の役割と限界を明確化。対症療法に留まらず、根本から改善するための診断と治療設計を体系化します。
この講義で学べること
講義構成
対象
講師紹介
松尾幸一 先生
・東京SJCD理事
・医療法人社団幸友会 理事長
・中野デンタルクリニック 院長
補綴・矯正・外科・インプラントを統合した包括的治療を30年以上実践。“歯科で治す”という理念のもと、ガミースマイル/逆ガミースマイルの治療に取り組み、三次元分析とレイヤー設計(外科1cm・矯正1mm・補綴1μm)に基づく治療計画を提唱。東京SJCD理事として次世代の臨床家育成にも尽力している。
開催概要
受講形式:Zoomライブ配信+アーカイブ視聴
所要時間:講義90分+質疑応答20分
受講料:9,900円(税込)
松尾先生からのメッセージ
医療法人社団幸友会 理事長
中野デンタルクリニック 院長
私が「歯科で治す」という言葉にこだわるのは、現場で多くの治せたはずの症例を見てきたからです。ほんの数ミリの判断で、結果が大きく変わる世界。その繊細な領域を、美容外科や他科の手に委ねてはいけないと思っています。
実際、私のもとには、「骨を切ったのに歯が見えなくなった」「噛めなくなった」という相談が全国から届きます。その多くが、診断の誤りや、構造を理解しないまま行われた処置によるものです。骨切りは、元に戻せません。だからこそ、歯科が正面から取り組まなければならないのです。
「骨切りは不可逆です。安易に手を出してはいけない。
歯科の領域を、歯科医が治す。
その当たり前を、もう一度取り戻したい。」
この講義でお伝えしたいのは、手技ではなく考え方です。骨格、歯列、上唇線、歯冠長──。それらを三次元で正しく読み解けば、外科に頼らずとも多くの患者を救える道が見えてきます。
分析力と判断力。これが、歯科が担うべき新しい臨床の中心になると私は考えています。そして、それを次の世代に伝えたい。この講義は、そのための第一歩です。
医療法人社団幸友会 理事長
中野デンタルクリニック 院長